ウルトラマンの見分け方(昭和)

自分はもともと、ウルトラマンについてほとんど知らなかった。

そのため、ウルトラマンの区別があまりつかなかった。

当時のことを思い返し、各ウルトラマンの見分け方を書いてみた。


なお、今でもウルトラシリーズに関しては、少し知っているというレベルである。

ウルトラマン

初代なので一番ベーシックな姿をしており、目は卵形。

必殺技はスペシウム光線。

このとき右手は縦に左手は横にして、左手が前になるよう交差させて撃つ。

このとき、やや前傾姿勢で撃つのが特徴。

瞳のようなものはスーツアクターの視界確保のための穴で、もともとのデザインではついていなかった。

2016年現在、瞳のあるタイプとないタイプがある（参考：ウルトラマンのカード）。

ウルトラセブン

「マン」のつかないウルトラマンで、耳がとんがっている。

カラータイマーがついておらず、代わりにビームランプ（緑）が額にある。

目は六角形で瞳があり、プロテクターがあるのが特徴。

トサカの部分はアイスラッガーという武器であり、取り外し可能。

また光線技として、ビームランプから放つエメリウム光線と、右手は縦に左手は横にしてL字にして撃つワイドショットがある。

なお、エメリウム光線を撃つときのモーションには2種類ある。

一つは、右手はこぶしにして脇に構え、左手を水平に胸の前で構えるというもの。

もう一つは、両手をチョキにしてビームランプのそばで構えるというもの。

ウルトラマンジャック

帰ってきたウルトラマンの個人名。

ウルトラマンと似ているが、赤い模様をふちどる線があるのが特徴で、瞳がない。

必殺技は初代と同じスペシウム光線だが、背筋を伸ばして撃つという違いがある。

途中でウルトラブレスレットという武器を手に入れており、普段は左手に装着している。

なお、本名が明かされたのはだいぶ後になってから。

ウルトラマンA（エース）

トサカの両脇に隆起があり、額にはウルトラスター（青）がついている。

卵型の目を持つが、瞳はない。

初期は2人の防衛隊員が協力して変身していた。

必殺技は、腕をL字に組んで撃つメタリウム光線。

ウルトラマンタロウ

セブンと似ているが、耳付近から角が生えているのが最大の違い。

必殺技は、左手をこぶしにして縦に伸ばし、右手を水平にしてT字を作って撃つストリウム光線。

劇中で手に入れたキングブレスレットは、左手に装着されている。

セブンとは異なり、トサカは取れない。

ウルトラマンレオ

頭頂部から角が2本横向きに生えており、額にはビームランプ（青)を持つ。

目は六角形で瞳があり、おなかに文字のようなマークがある。

格闘術で戦うことが主であるが、双子の弟のアストラと撃つ光線技、ウルトラダブルフラッシャーも有名。

両手にレオブレスレットを、左上腕にキングブレスレットをつけている。

他の昭和ウルトラマンとは異なり、L77星出身。

ウルトラマン80(エイティ)

頭頂部が赤く、瞳のない卵形の目を持つ。

おへそのあたりにウルトラバックルを持ち、ここからバックルビームを放つ。

また光線技として、腕をL字に組んで打つサクシウム光線がある。

防衛隊であると同時に教師でもあった。

参考

ウルトラ雑学探究倶楽部編著(2013)、『決定版ウルトラマンシリーズFILE』、円谷プロダクション監修、学研パブリッシング

梅中伸介・用田那憲編著(2013)、『大人のウルトラマン大図鑑』、円谷プロダクション監修、マガジンハウス

円谷プロダクション(2016)、「思わず「シェアッ！」したくなるウルトラ豆知識50 | 「ウルトラマンシリーズ」放送開始50年記念サイト」<http://m-78.jp/50th/trivia/>

円谷プロダクション、「ウルトラヒーロー | 円谷ステーション」<http://m-78.jp/ultraheroes/>