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廃墟の落書き

怖いコピペとして、以下のものがある。 俺が小学生の頃の話。 俺が住んでいた町には廃墟があった。 2階建てのアパートみたいな建物で、壁がコンクリートで出来ていた。 ガラスがほとんど割れていて、壁も汚れてボロボロだったから、 地元の人間でも、あまりこの場所に近づくことはなかったらしい。 ある日、俺は友人と肝試しをすることになって、この廃墟に行くことにした。 まだ昼ぐらいだったから、建物の2階まで上がって建物を探索した。 そしたら並んでいる扉のひとつに、文字が書いてあるものがあった。 友人と近づいて確認してみると、扉の前に「わたしは このさきの へやに いるよ」と書いてあった。 俺と友人は扉を開けて中に入り、先に進むことにした。 歩いていくと分かれ道に突き当たって、壁に「わたしは ひだりに いるよ」と書いてあった。 少し怖かったけれど、俺と友人はそのままひだりに進むことした。 すると両側に部屋があるところに突き当たって、壁に「あたまは ひだり からだは みぎ」 と書いてあった。 友人はこれを見た瞬間に、半狂乱になって逃げ出した。 でも俺はその場所にとどまって、勇気を出してみぎの部屋に行くことにした。 部屋に入り進んでいくと、突き当たりの壁に「わたしの からだは このしたにいるよ」 と書いてあった。 下を見ると、「ひだりの へやから わたしの あたまが きてるよ うしろ みないでね」。 俺は急いで、その部屋の窓から飛び降りて逃げた。 それからはもう、その場所には近づいていない。 自分はこのコピペを、単に廃墟に怖い落書きがあったという話だと思っていた。 しかし検索してみると、このコピペを「意味が分かると怖い話」(以下「意味怖」)として紹介しているページが多くある。 その「意味」とは、「最後の『ひだりの へやから わたしの あたまが きてるよ うしろ みないでね』は落書きではなく声である(この文のみ「書いてあった」と書かれていないため)」というものだ。 というわけで今回は、このコピペの起源と、本当に「意味怖」なのかを調べてみた。

デルトラ王家(Royal family of deltora)

初代 アディン(Adin)

デルトラ王国初代国王。

七つの宝石をベルトに収め、影の大王を追い払った勇者。

デル族だが、先祖に平原族の女性、オパールがいる。

妻はトーラ族のツァーラ(Zara)で、恋愛結婚。




三代 エルステッド(Elstred)

アディンの孫。

中年太りでデルトラのベルトが腹に食い込むようになると、主席顧問官の進言に従って、儀式の時のみベルトを着けるようになる。

弟にバラム(Ballum)がいるが、彼は謀反を疑われ追放されている。

日本語版ではアディンのひ孫となっている。


四代 アディーナ(Adina)

エルステッドの娘で、ベルトは父に倣って在位中5回しか着けなかった。



五代 ブランドン(Brandon)

ベルトを着けたのは3回。

デル城はこの王の治世に建造され始めた。

マナスいわく美のわかる人だったらしい。

主席顧問官にも秘密で通路を作らせるなど、何気に優秀。


六代 ルカン(Lucan)

デル城が完成したのは彼の治世。

主席顧問官はドラーム。

『四人の歌姫』が設置されたのはこの時期。



七代 ガレス(Gareth)

ルカンの息子。

竜好きのドランの教えを小さいころから受けていた。

彼からメッセージを託されたものの、主席顧問官の妨害により、とうとう読むことはなかった。




?代 リリア(Lilia)

女王。


?代 オルトン(Alton)

リリアの息子。

主席顧問官プランディンにより、熱病に見せかけて毒殺される。



?代 エンドン(Endon)

オルトンの息子で、心優しい性格。

父の突然の死に混乱していたこともあり、親友のジャードを裏切り者と勘違いしてしまう。

在位7年目にデルトラのベルトを壊され、影の大王の進入を許すが、ジャードと協力してデルトラ復興を目指した。

拷問を受けても口を割らない、強い一面も持つ。

妻はトーラ族の血を引くシャーン(Sharn)。







参考

Emily Rodda, Deltora Quest. Scholastic Australia
翻訳:岡田好惠、上原梓『デルトラ・クエスト』 株式会社岩崎書店

Deltora Quest Wiki - Wikia

Deltora Quest #1 : The Forests of Silence - Emily Rodda -Google ブックス

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